平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
株式会社yettは、2020年7月20日(月)、自社が運営する『国内ビジネス向け』オンラインクラウドストレージサービス『Everidays(エブリデイズ)』の提供を開始しました。
Everidaysは『国内ビジネス向け』のオンラインクラウドストレージサービスで、バックオフィス業務のファイル操作を安全で快適に行うことができるサービスです。
クラウドストレージサービス市場は、市場動向調査では個人の利用者数は国内約5200万人と言われるほど一般的に馴染みのある市場です。しかし、ビジネス向け、法人向けとなると、『セキュリティ』、『生産性』の両面が求められます。
2019年4月からの『働き方改革関連法』の順次施行に伴い、私達企業は『生産性』を今まで以上に向上させることが求められております。
『働き方改革』への対応です。
また、昨今では『プライバシーの保護』をはじめ、『情報セキュリティ』への対策や、組織としての意識改革も急務となってまいりました。
『セキュリティ』と『生産性』は昨今良く使われる言葉ですが、掘り下げて考えると、実は背中合わせのものであると言えます。
『セキュリティ』を高めると、『生産性』は発揮しにくくなりますし、『生産性』を追求しすぎると、『セキュリティ』は低下する傾向にあります。
つまり、私達企業は、『セキュリティ』を高めつつ、『生産性』も向上させるという、高みに登ることを求められているわけです。
これらを背景として、私達は『セキュリティ』、『生産性』の両面から、Everidaysを企画し、開発を進めてまいりました。
『セキュリティ』の面では、『安全で信頼性の高いデータセンター』として、『Microsoft Azure』を活用しております。
これにより、お客様の資産は『Microsoft Azure』のSLAにより、安全に守られます。
『AES256』によるファイル暗号化、『TLS』による通信の暗号化ももちろん適用されます。
また、ご利用いただくお客様が情報漏洩のリスクを最小化できるよう、『ローカル同期しない』仕様としました。
ローカル同期をしないことで、PC内へのファイルの保存、それを知らぬ間に持ち運ぶリスクを最小化することができます。
『生産性』の面では、社内に限らず、社外のメンバーとも『チーム作業』を快適で安全に実施していただけるよう、Everidaysでは『ワークスペース』を共有する考え方を採用しました。
『ワークスぺース共有』のメリットは、
(1)複数のユーザー間で1つの場所(ワークスペース)を共有しているため、普段使いの中で、常に最新状態を共有することができます
(2)共有しているメンバーをひと目で把握することができるため、従来の『フォルダ共有』にありがちな『共有解除忘れ』の発生リスクも最小化できます
(3)共同作業が終われば、ワークスペースの共有解除を行うことで、すぐに共有メンバーを削除することが可能です
(4)ワークスペースの共有設定の中で、編集可能なメンバー、ダウンロード可能なメンバーを指定することも可能です
機能面については、この場でEveridaysの全ての機能をご紹介するのは難しいため、PRTIMESの記事およびEveridays公式サイトをご確認いただければと思います。
『セキュリティ』、『生産性』の両面について簡単にふれましたが、私達はEveridaysをもう一つの用途にも役立てていただけると思っております。
それは『BCP対策』です。
2011年3月11日、日本は東日本大震災を経験しました。内閣府のまとめによりますと、M6.0以上の地震発生回数では、日本が世界の中で約2割を占めているという調査結果も出ております。
もちろんこれに限らず、台風、大雨、洪水、土砂災害など、私達は常に自然災害と隣り合わせと言えます。
また、昨今のグローバリゼーションが発展した世の中においては、紛争、騒乱などのリスクも無いとは言い切れません。この状況の中、企業としても『BCP対策』を行い、あらゆる局面で事業継続を実現していかなければなりません。
私達は、Everidaysを通して、『BCP対策』の中でも『業務データの遠隔地保管』と言う観点で、その取組みに寄与できると考えております。
Everidaysは業務データを『使いながら安全に保管』できるサービスです。
つまり、ファイルをEveridays上に格納するだけで、遠隔地保管が実現できることになります。
また、2020年7月現在も、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大という、誰も予測出来なかったことが起こっております。
私達企業は、この件で、『時差出勤』、『テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)』への対応を迫られました。
緊急性が高かったこともあり、十分な準備期間も無く、在宅勤務に踏み切ることを余儀なくされた企業様も多かったと思われます。
テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)を行う上で、『情報セキュリティ』への対策は欠かせません。
この点で、Everidaysの『ローカル同期しない』点がその対策の一助として貢献できるものと考えております。
『セキュリティ』、『生産性』、『BCP対策』、『テレワーク』どれをとっても優先順位が高いのですが、その全てに対応できている企業は少ないのが実態です。
それはなぜなのか。
私達は、それを実現するための費用が高価であると考えました。
特に私達中小企業こそ、そこに割ける予算が限られてしまう現状があります。
『対応』と『予算』もまた背中合わせの関係です。
日本の構造を言えば、全企業数のうち99.7%は中小企業と言われております。
私達はその99.7%の中小企業に導入しやすい価格(適価)を設定することで、より多くの企業様にEveridaysを使っていただき、課題を解決していただきたいと考えました。
※もちろん、Everidaysは、大企業様にも導入していただける『セキュリティ』を完備したサービスです。
株式会社yettは、『WEBサービスで社会貢献をし、世の中をもっと便利にしたい。』という思いで設立しました。
これを実現するため、Everidaysの『ご利用料金』は適価にこだわって設定しました。
月々のご利用料金以外の分かりにくい費用はすべて無くしました。ビジネスプランのご利用人数は無制限です(但し組織内メンバーに限ります)。
具体的には、ビジネスプランのプロフェッショナル1TBのサイズのご利用料金は『1組織様月額19,800円』です。もちろん初期費用も掛かりません。
・1社 30名の組織様にご利用いただく場合、1名様に換算すると『月額660円』です。
・1社100名の組織様にご利用いただく場合、1名様に換算すると『月額198円』です。
※上記はすべて税抜き価格となります
ご検討中の他のシステムやサービスがあれば、是非、費用対効果を比較していただけたらと思います。
最後になりましたが、
『Everidays(エブリデイズ)』のリリースを迎えることが出来ましたのも、弊社のこの取組みに対してご理解をいただき、多大なるご支援をいただきましたすべての皆さまのおかげであると深く感謝いたしております。
株式会社yettは、今後も皆さまに、より良いサービスを提供できますよう、役員・従業員一同、誠心誠意努める所存でございます。
そして、このたび発表させていただきました、『国内ビジネス向け』オンラインクラウドストレージサービス『Everidays』を通して、社会への貢献・寄与に邁進してまいります。
今後も変わらぬご指導、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
代表取締役CEO
髙橋 航太